ぼくと佐智子

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zoom RSS さっちゃんママは恥ずかしがりや・・・2

<<   作成日時 : 2006/03/20 21:56   >>

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画像
今日は、あきらの卒業式。

佐智子はあきらと二人連れ。

写真を見ながら、お父さん。

「卒業式の時は、ちょっとはウルウルきたやろう?」

「いいんや。あきらの時には、こんな不出来な息子をお世話になりました…ぐらいにしか思わんかった。けど、さっちゃんとみのりちゃんのお別れは、ちょっとグッと来たね。」

と、さっちゃんママ。

みのりちゃんは、佐智子と同じ、特殊学級の女の子。画像

めでたく、このたび、ご卒業。

いつもニコニコ顔の、ちょっとフクヨカな女の子。

教室では「さっちゃん、さっちゃん」と、

佐智子をいつも可愛がってくれました。

今まで八人だった、特殊学級も三人の六年生が卒業です。

もう、みのりちゃんとも会えなくなるかも知れません。

そんな事を考えた、さっちゃんママはあきらの卒業よりも、

みのりちゃんの卒業にウルウルしてしまったそうなのです。

母さんらしいと、お父さん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さっちゃんママは看護師です。長女を広島で産み、次女が生まれてすぐ、生後一ヶ月で長崎に来てくれました。そして福岡であきらを産みました。

行く先々で、色んな病院に勤めました。長崎ではフランシスコ病院に勤めました。長崎の原爆の時には、病院内の教会で被爆者を治療した有名な病院です。病院内はびっくりするほど質素だったのですが、患者さんに対するケアは、それはそれは手厚いものだったそうです。妻は感心していました。

そして福岡では、老人ホームも抱えた大きな医療法人。そこは長崎の病院とは真逆の、悲惨な内容だったのです。さっちゃんママは、病棟勤務でしたが、人手の足りないのを嘆いていました。患者一人一人のケアが充分に出来ないのです。

そこに、二十歳過ぎの男の子がいました。水頭症、知的障害、歩く事も何も出来ない気の毒な子でした。妻は、いつもその子の事を、私に話しながら泣いていました。

その子は、病室から殆ど、出る事が出来ないのです。朝から晩まで薄暗い病室の中。たまに、親が来ても、治療費を払ったら顔も見ずに帰ってしまう。

妻は、その子が可愛そうで、時間の許す限り、話をしてあげたそうです。でも、そうすることが病院の中では「出る杭」になってしまったのです。妻は今でも、その子の話をする時には、怒りと悲しみを交えて話します。

その病院に勤めている間に、あきらを妊娠し、退職後に生みました。そして、その後に佐智子が出来たのです。

だから、佐智子が生まれたのは偶然のように思えません。生まれるべきして、生まれたような気がするのです。

私達夫婦に、この子を育てる事が出来るのか、この世界の絶対的な存在があるとすれば、私達夫婦を試している気がするのです。

先ほどの水頭症の子だけでなく、病院や施設の中で寂しい想いをしている子供達は沢山います。そんな子供達の存在も忘れてはいけないと思います。すべての子供達は、祝福され、親の愛情を沢山注がれるべきなのです。

ある意味では、このブログをなさっている方の子供さん達は恵まれているのかも知れません。

そんな可哀相な子供達のためにも、もっともっと本当の優しさの輪を広げて行きたいと思います。

・・・・・そうなのです。私に優しさを教えてくれたのが、恥ずかしがりのさっちゃんママなのです。・・・のろけました。すみません。







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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
さっちゃんは本当にお兄ちゃんが大好きなのですね。2人で歩いている写真…何か喋っていますよね♪とっても微笑ましい。
あきら君ご卒業おめでとうございます。

さっちゃんママは素敵ですね♪
Mayuは約2ヶ月NICUでお世話になりました。献身的にお世話下さった看護師さん&スタッフの皆様には本当に感謝&感謝です。
NICUには様々な重い症状の赤ちゃんがいました。中に一際大きな赤ちゃんがいましたが家族の方と会うことはありませんでした。
娘は退院後めきめき表情が増え、私が笑顔で接するようになって娘の笑顔が増えてきました。

寂しい思いをしている子供達にも笑顔・愛情が注がれますように。
ウッキィ〜母
2006/03/20 22:47
さっちゃんママ、スゴク素敵な方ですね(^o^)/パパさんの文章からそれが絵に書いたように伝わってきますよ!!この夫婦、とても素敵♪って思っちゃいました。たぶん、そんな素敵なパパだからママに出会えたんだと思うし、ママが愛した人だからパパもとってもと〜っても素敵な方なんだと思うし☆"
親の愛、夫婦の愛、他人からの愛、愛ってたくさんあるけど、全て大事にしたいですよね!!
ミクママ
URL
2006/03/21 01:13
本当に、深い心をお持ちの、素敵なさっちゃんママさんですね。そして、そのママさんが選んだ人だもの、さっちゃんパパさんも、間違いなく、素晴らしい方だと思います。
そして、こういうお二人だからこそ、さっちゃんも安心して生まれてきたんだと思います。
アイが生まれたとき、「選ばれた親」という表現は素直に受け入れることができなかったけれど、お二人のお話を読んでいると、まさに、さっちゃんはお二人を選んで生まれてきたように思えますね。
でも、世の中には親の愛情を受けられない子もいるんですね。それを聞いて胸がしめつけられる思いです。ブログで知り合う人たちは、みんな、どんな重いしょうがいや病気を背負っていても、本当にその子を愛し、大事にしているから、今も、そうやって、親の愛を受けられない子がいるというのは、ショックです。どの子も愛され、全ての命が大切にされる、世の中になってほしいですね・・・
カメ
URL
2006/03/21 06:08
◎ウッキィ〜母さん
ありがとうございます。人間不信になっていた私に、もう一度、人を信じる事を教えてくれたのが、さっちゃんママ。佐智子は、ママを選んで生まれた来たのだと想います。
佐智子は、あきらには、一番遠慮なく物を言ってるみたいですね。
さっちゃんパパ
2006/03/21 06:35
◎ミクママさん
ありがとうございます。妻はB型で、片付け物やらなにやら、不満に想う事は沢山ありますが、それ以上にいい所があるので仕方ないと想ってます。お互いに65点で良しとしています(笑)
さっちゃんパパ
2006/03/21 06:38
◎カメさん
看護師と言う立場で、色んな患者さんを見聞きした妻が、常日頃考えている事を代弁したのです。親からも、世の中からも、忘れ去られた子供達も居ると言う事を、沢山の人に知って頂きたいですね。
さっちゃんパパ
2006/03/21 06:45
あきら君、卒業おめでとうございます!
お手てを繋いだ写真、すごく良いですね。それだけ見て夫婦でウルウルしています。ウチの娘はずっと一人っ子だったのに10年目にして弟が出来、それはそれは喜んで可愛がってくれてるんですけど、その反面、障がいを持って生まれてきた弟をどうして行ったらいいのかと思ってるところもあるようです。さっちゃんとさっちゃん姉兄の様子も時々、もしよかったらお聞かせ下さい。
親を選んで生まれてくる・・我が家はどうして選ばれたのか、いささか疑問^^;でそんな事ある分けないって思いますが、いろいろお会いしたご家族を見れば納得することも。さっちゃんのお宅もまさしく!ですね。
ホントに、ブログをしてる家のお子さんは恵まれてるんだと思います。義務教育の年齢まで、家に閉じこもってるお宅も少なくないって聞きました。
happaco
2006/03/21 10:04
あきらくん、ご卒業おめでとうございます。
いま、あきらくんとさっちゃんの後姿を見て、自分の小学校の卒業式を思い出しました。その頃の自分と、あきらくんの後姿を比較して、自分が情けなくなると同時に、あきらくんの立派な姿に感動しました。
それに続いて、さっちゃんママさんの素晴らしさ。また感動!
ブログでちょっと知った気になっている(←paが)さっちゃんと、さっちゃんご家族のことですが、ほんとうに、さっちゃんが、さっちゃんパパさん・ママさんのもとへ生まれてきたことが、偶然ではないなぁ!と、強く思えます。
とっても素敵なご家族ですね。

涼和pa&ma
2006/03/21 10:15
あきらくんとさっちゃんの後姿、とっても素敵です。お写真を見せてくださって、ありがとうございます。
私はブログをあちこち遊びに行って、たくさんのパパやママの話を読むうちに、ブログの中の子どもたちはもちろん、ますます自分の子どもたちが可愛く思えるようになりました。さっちゃんパパのブログを読んで子どもへの愛情が深くなったパパやママもたくさんいるのではないでしょうか。
ブログが流行する世の中で育児ができて、私は幸せだと思います。
かみみ
URL
2006/03/21 13:23
◎happacoさん
ありがとうございます。ご夫婦で見ていただいてるんですね。更に、頑張らねばと想いました。あきらの上に、もう二人のお姉ちゃんがいます。もちろん、二人とも佐智子は可愛がってくれます。ただ、なにせ思春期真っ盛りなので、うかつに記事にすると袋叩きにあいますので自粛しております。つまり、佐智子とお姉ちゃんとの間ではなく、私とお姉ちゃん達の間に微妙な壁がある時期なのであります。あきらはもちろんですが、徐々にお姉ちゃんの事も報告できるようにしますね。
義務教育の時まで家から出さないのは、ある意味、児童虐待ですよね。私は想います。生きてることは考える事ではなく、感じる事。四季折々の変化や草花の臭い、そんな物を感じた時に、生きている事を実感できるのです。本当にかわいそうですね。
さっちゃんパパ
2006/03/21 20:30
◎涼和pa&maさん
有難うございます。でも、涼和pa&maさんもとても立派ですよ。私が涼和pa&maさんの年頃は、最低人間でしたから。その私を人間的に更正させてくれたのが、さっちゃんママ。そして、私の人生に意味をもたせてくれたのが、子供達、佐智子なんですね。だから、涼和pa&maさんが、私の年齢になる頃には、素晴らしいご家庭を築かれると想いますよ。




さっちゃんパパ
2006/03/21 20:35
◎かみみさん
ありがとう。ありがとう。本当にありがとう。私はね、このブログを作った当初は、漠然と佐智子のために作りました。でも、色々なサイトを見ていくうちに、自分の出来る事を感じたのです。その頃から、ブログの内容も変わっているはずです。そのやるべき事が、障害を持ったお子さんをお生みになった、お母さんやお父さんの悲しみや苦しみをしっかり受け止めながら、自分の出来る励ましや元気付けをしてあげる事でした。ですから、その事を感じとって頂いて、とても嬉しいです。本当にありがとう。
さっちゃんパパ
2006/03/21 20:40

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